ミサワエムアールディーが9月の不動産流通市場調査の結果を発表
(2003/09/30更新)
ミサワエムアールディー株式会社は03年9月の不動産流通市場調査の結果を発表した。今月は秋の需要期に入る時期で、夏枯れ状態であった先月に比べると、宅地・一戸建て市場の引き合い件数が全圏域で増加傾向になるなど、改善が見られた。価格動向にも変化が見られ、宅地市場では近畿圏以外の圏域で「横ばい」の回答が7割となり、安定感が感じられた。
同調査は「宅地」「一戸建て」「中古マンション」の現在の市場動向を迅速に伝えることを目的としている。調査の対象はMISAWA-MRD会員不動産会社。調査実施日は03年9月8日。アンケートの回収総数は518件。各地域の動向は次の通り。
「首都圏」宅地は購買需要は旺盛、引き合い件数(不動産業者への購入客来店数、広告などへの電話問い合わせ件数を総称したもの)は「増加」が「減少」を上回る。一戸建ては根強い潜在需要から引き合い件数が5ヵ月ぶりに増加傾向。中古マンションは潜在需要は依然として弱く、市況も改善の兆しが見られない。
「中京圏」宅地は価格の安定感が強く、市況は好調な推移。一戸建ては潜在需要は強いが、成約件数は低調。中古マンションは低調な潜在需要を背景に、引き合いも強い減少傾向が続く。
「近畿圏」宅地は引き合い件数は増加傾向に転じ、今後価格も「横ばい」が主流。一戸建ては潜在需要が高まり、引き合い件数は5ヵ月ぶりの増加傾向。中古マンションは「買い手の存在」回答が2割に満たず、市場の低迷が続く。
「福岡圏」宅地は引き合い件数は「増加」回答が増えて、堅調な推移。一戸建ては価格の安定感が強く、市況は好調に推移。中古マンションは価格の下降見通しが再び強まり、低調な市況が続く。