J-REIT投資家へのアンケート結果を分析 ビー・アール総研
(2003/09/09更新)
ビー・アール総研(株)は同社の運営する不動産証券化商品検索サイト「SPC-REIT.COM」において、J-REIT(不動産投資信託)投資家へのアンケートを行い、このほどその結果を発表した。調査期間は03年7月1日から8月31日。有効回答数は69名。
回答者53名中、3年以上の中長期的な投資スタンスの割合が84.9%(45名)で、インカムゲインを重視した長期な投資商品とされるJ-REITの商品特性に合った投資家層と言える。
回答者53名中、J-REITの資産全体の比率が20%未満とする回答が49.0%(26名)で、J-REITによって投資家層が増えているというよりも、既存投資家が分散投資、代替投資商品として投資を行っている様子が窺える。
期待配当利回りは、回答者66名中5%とする回答が46.7%(31名)あるものの、3〜5%の水準とする回答の方が51.5%(34名)と、わずかであるが上回っている。9月に新規上場する東急リアル・エステート投資法人、グローバル・ワン不動産投資法人を含め、5%以上の予想配当銘柄は少なく、現在のJ-REITにおける配当利回り水準を十分理解している投資家が多いといえる。しかし、J-REIT発足当時に期待された投資初心者層へはまだ浸透していないと推測される。