03年6月全国住宅市場調査の結果発表 住宅金融公庫
(2003/09/01更新)
住宅金融公庫が「03年6月 全国住宅市場調査」の結果を発表した。この調査は、住宅金融公庫が全国の住宅建築請負企業、不動産企業及び仲介企業4680件を対象に、注文住宅、賃貸住宅、分譲住宅、中古住宅、リフォームの各市場動向について、03年6月30日〜7月10日にFAXによる調査を実施し、回答の結果をまとめたもの。今回の回収件数は2258件(回答率48.2%)。同調査は毎年度4回(6・9・12・3月)行われている。
そのうち賃貸住宅の受注状況判断D.I.(ディフュージョン・インデックス:第1、2選択肢の回答割合−第4、5選択肢の回答割合)は、全国7.6%ポイント、首都圏3.4%ポイントと大幅に改善した。受注状況の今後の見通しD.I.は、全国・首都圏とも前半3ヵ月、後半3ヵ月とも悪化する見通し。空室状況判断D.I.(「空室減少」−「空室増加」)は、全国−15.1%ポイント、首都圏は−13.0%ポイントで、マイナス幅は拡大(空室増加)した。
注文住宅は今回調査ではマイナス幅が縮小した。特に先行についてはプラス値が予想されるなど、明るさが窺える。分譲マンションの先行きについては悪化もしくは横ばいと見られ、足踏み状態が続いている。建売住宅市場は改善のテンポが緩やかに。中古住宅はマンション、戸建て共に成約判断D.I.は大幅に改善。しかし先行きは悪化が予想されている。リフォームは前回に引き続き好調。ただ工事内容によっては一部に悪化が予想され、好調さに陰りも見える。