「コンパクトマンション」についてのレポートを発表 長谷工総合研究所
(2003/08/26更新)
長谷工総合研究所は、「コンパクトマンションにみる小型住戸の供給像」についてのレポートをこのほど発表した。
「コンパクトマンション」は、ワンルームとファミリー向けのすき間を埋めるような、30〜50平方メートルの住戸で、都心に暮らす単身男性・女性、DINKS、子育てを終えたシニア世代などが主な入居者層となっており、週末の都市生活を楽しむセカンドユースとしての利用も多く見られている。またそれらを借家人とし、投資用に購入する層も多い。
広さよりも価格の手頃さが重視されており、例えば、銀座から徒歩5分の35平方メートルマンションが3200万円台と、年収500万円の単身者でも検討してみたくなる価格帯が人気となっている。立地の利便性がよいうえに、賃貸代行サービスを事業者が用意するなど、資産運用できることが強調されている。
富裕層でなく投資層でもない一般の消費者にも、手が届くコンパクトマンションは、従来の投資用マンションに多く感じられた近寄りがたいイメージをやわらげ、都市住宅への投資の裾野も拡大する可能性がある。ワンルームに飽き足りない賃貸層や、都心居住に憧れながらも踏み切れない持家層などの潜在需要を引き出し、増加する都市住宅を実需につなぐ効果がある。割り切りを伴った都心居住が普及することで、コンバージョンビジネスへの波及も期待できる。