「東京都区部におけるオフィスビル市場の動向」レポートを発表 都市未来総合研究所
(2003/08/01更新)
みずほ信託銀行のシンクタンク、都市未来総合研究所はこのほど「東京都区部におけるオフィスビル市場の動向」についてのレポートをまとめた。
2003年は大規模ビルの供給ラッシュとなり、需要バランスが崩れ混乱が生じるといわれている。03年供給のオフィスビルの特徴として、大規模用地での供給が多い、1棟あたりの床面積が大型化している、港区・中央区・千代田区など利便性の高い地域に集中している、自社使用のビルが多い、ピーク時の88〜92年の全体着工量(年平均約400万平方メートル)と比べると、98〜02年は約180万平方メートルにとどまり、決して着工量は多くなっていない。
オフィスビル供給量の急激な増加によって、需給ギャップが拡大し、市況の悪化が懸念される。最近では中型〜大型ビルの空室率が上昇する傾向にあり、賃料の下落傾向が継続している。しかし大量供給による影響については、大半のオフィスビルが開業したばかりであるため、結論を出すにはもう少し時間をかけて状況をみる必要があるとしている。