定期借家物件の登録状況の結果を発表 アットホーム
(2002/05/13更新)
不動産総合情報サービスのアットホームはこのほど、00年3月1日に定期借家権が導入された後の市場の変化を探るために、00年と02年各3月期の首都圏・居住用賃貸登録物件における、定期借家物件の登録状況の結果を発表した。対象物件はアットホームの全国不動産情報ネットワークに登録された、首都圏の居住用賃貸物件。
それによると定期借家権が導入された00年3月の定期借家物件数は705件だったのに対し、02年3月では1664件(増減率は136%)と大幅に増加した。最も多い種目は「マンション」(983件)で、以下「戸建て」(533件)、「アパート」(148件)と続く。エリア別に見ると、神奈川県が物件数(656件)、増加率(166.7%)ともにトップ。
02年3月の登録物件全体における、定期借家物件の割合は3.2%で、00年3月比1.8ポイントの増加。中でも最も定期借家の割合が多いのが「戸建て」で、貸戸建て全体のうち18.3%が定期借家物件となっている。特に神奈川県の貸戸建て全体のうち、21.6%が定期借家物件。
定期借家物件で一番多い賃料帯は、10万円以上15万円未満。また、マンションと戸建てでは普通借家物件に比べて定期借家物件の方が、賃料水準が高いことも分かった。東京都23区では、定期借家物件の賃料帯が00年よりも02年で14ポイント上昇、全体の46.7%が賃料20万円以上となっている。
02年3月期に登録された定期借家物件の平均像は、賃料14.24万円、面積71.69平方メートル、契約期間は3.0年。礼金は過半数が2ヵ月、敷金は8割以上が2ヵ月。