賃貸リノベーションの常識を覆す?!低コストで築35年のマンションが個性的な部屋へと大変身 モダンアパートメント内覧会
(2008/07/04更新)
ライティングレールとスポットライト(オプション)を設置。まるで美容院みたい!
扉のシートの貼り替え、タイルを貼り替えなどのみを行いコストを下げる
手作りの物件紹介ポップで入居希望者の注目を引く
なかなかこんなクロス貼る勇気が出ない?いえ、これが若年層には受けるのです
家具や照明、家電を設置すると入居希望者のイメージが膨らみやすい
株式会社モダンアパートメント(大阪市北区、代表者:渡邊勇三氏)は、このほど同社がプロデュースしたリノベーション物件の見学会を開催した。今回、「がんばる家主の会」の皆さんの同物件見学会に同行させていただいたので、ご紹介いたします。
同社は、「少ないコストで入居者が殺到するような部屋へとリノベーションする」をテーマとし、これまでの賃貸マンションのリノベーションの常識をくつがえすような斬新な発想で、古い物件を次々と生まれ変わらせている。
今回の物件は、大阪府豊中市の阪急宝塚線服部駅から徒歩9分の場所にある4階建ての賃貸マンション。1973年1月に建築された築35年の物件だ。公開された部屋は全部で5部屋。広さは30~46m2となっている。当日は渡邊社長に一部屋ごとの特長を解説、説明していただいた。
1室目はコストを抑えるために浴室、トイレ、キッチンの一部のみをリフォームした部屋。“和室好み”の高齢者層にもアプローチできるよう、あえて和室を残し、レトロな雰囲気を残す部屋とした。
2室目は他社がリノベーションを手掛けた後入居者が退去した部屋を、クロス、クッションフロアの変更、クリーニングのみを施した部屋。クロスは輸入クロスでホテル等で使用されるような柄を採用。コストを抑えるために、寝室の1面のみに貼ったことで、より強い印象を与えている。またクッションフロアは、1枚ずつ貼れるフロアタイルとした。
3室目は2室目と同じ会社が行ったリノベーション後退去した部屋のクリーニングのみを行った。
そして4室目と5室目は同社の本領発揮ともいうべき全面リノベーションが施された部屋。まず、クロスの柄・色に驚かされる。賃貸マンションというよりも、まるで若者に人気のあるお洒落なカフェのようだ。明かり取りの役目も果たす取っ手が付いたオーダーメイドの引き戸を開閉することで、1LDKにも2DKにもなる。トイレ、洗面、浴室は全て入れ替え、キッチンのみ、既存品の上から新しいシートを貼った。
それぞれの部屋には、分譲マンションのモデルルームのように家具や照明を設置。これによって、入居希望者が入居後のイメージを掴みやすくした。
渡邊社長は、万人に受ける部屋を無難に作るのではなく、10人のうち、1人か2人が住みたいと思うような部屋作りをリノベーションのポイントとして挙げられていた。そうすることで、部屋に希少価値が生まれ、結果として家賃アップも狙えるという。
また、リノベーションといえば、どうしても高額なイメージがあったが、全ての設備を総入れ替えするのではなく、使用できるものはそのまま活用し、そして一部分だけのリノベーションで全体の印象を変えることで、コストダウンを図っている。
さらに、リノベーションをやってみたはいいが、果たして入居者が本当に付くのか、といった不安によって、なかなか一歩を踏み出せないオーナーも多数いると思われるが、同社は、プロデュースした部屋に入居者を付けるため、地元の仲介会社向けに積極的に内覧会を開催。物件の資料は郵送ではなく、現場で手渡すことにし、とにかく現地に来てもらうことで、部屋を実際に見て感じてもらうよう心掛けているという。
また、物件のアピール用に物件資料やお洒落なポップも作成。仲介会社のカウンターに置いてもらい、入居希望者の目に留まりやすいように工夫しているそうだ。
今後も、同社のリノベーション物件に注目していきたい。
●この記事に関するWebサイト
モダンアパートメント
http://www.m-apartment.co.jp/