「第3回会員対象私募ファンド実態調査」の結果発表 不動産証券化協会
(2008/05/02更新)
社団法人不動産証券化協会は、このほど「第3回会員対象私募ファンド実態調査」の結果を発表した。同協会正会員及び賛助会員のうち、法律事務所、会計事務所、税理士法人、鑑定事務所等を除く245の会員が対象。
07年12月末時点において、会員が運用する不動産私募ファンドの運用資産総額11.8兆円(昨年度8.2兆円)、総数704ファンド(同596ファンド)、保有物件総数は3,592物件(同3,427物件)となっており、いずれも昨年度より増加した。同時点でのJ-REITの運用資産総額は6.6兆円で、我が国の不動産私募ファンド市場はJ-REIT市場を大きく上回る規模となっている。
保有不動産の上位3用途は「オフィス」(46.5%)、「賃貸住宅」(14.6%)、「商業施設」(12.0%)が全体の4分の3を占めた。前回調査と比較すると「物流施設」「ホテル」「複合施設」のシェアが増加していた。
保有不動産の所在地は「東京23区」が物件数で約4割を占めたが、「北海道・東北地区」「北陸・中部地区」「近畿地区」「中国・四国地区」「九州・沖縄地区」の物件数が増加しており、投資対象地域が全国に拡大している。
1社あたりの運用資産額平均は、一昨年の1,092億円、昨年の1,180億円から今回の1,337億円へと規模が拡大。出口戦略は「他の私募ファンドへの売却」が昨年同様半数を占めている一方で、「J-REITへの売却」は昨年より大幅に減少した。
●この記事に関するWebサイト
不動産証券化協会
http://www.ares.or.jp/