三菱地所が新会社を設立し、サービスアパート事業に参入
(2002/04/12更新)
三菱地所はこのほどシンガポールのアスコット社と合弁で、株式会社アスコットジャパン(東京都港区、谷岡玄二郎社長)を設立、サービスアパート事業に新規参入する。
サービスアパートとは、フロントサービス、リネンサプライ、清掃等のサービスも含め、レストランや一流ホテル並みの設備を備えた家具付きの住戸を、1ヵ月から数ヵ月の期間賃貸するもの。近年の我が国市場への外資系企業の参入の活発化に伴って、その成長が期待される分野。外資系企業の日本への長期出張者をターゲットとしている。
アスコット社は、シンガポールをベースに東南アジア各国など10ヵ国、19都市で「アスコット」あるいは「サマーセット」の名称で約7600戸のサービスアパートを運営しているが、これまで日本には拠点がなかった。新会社は同社とライセンス契約を締結し、その国際的なネットワークやノウハウを活用する。
今回設立する新会社は、三菱地所が取得、開発するサービスアパートや、他の投資家等が保有するサービスアパートの管理運営も受託する。また、サービスアパート以外の外国人向け賃貸マンションのフロントデスク業務などについても取り組んでいく。5月には一部業務を開始後、6月1日に本格的な営業を開始する予定。
投資面においては、三菱地所として、アスコット社との共同投資も進めながら今後5年間で500から700戸程度のサービスアパートの開発・取得を目標とする。