「猛暑日における屋上緑化のヒートアイランド抑制効果」を公表 国土交通省
(2007/08/29更新)
国土交通省は、「猛暑日における屋上緑化のヒートアイランド抑制効果」について発表した。
これは、岐阜県多治見市や埼玉県熊谷市で国内最高気温が記録され、東京でも猛暑日となった8月16日(木)の国土交通省の屋上庭園におけるデータから、屋上緑化のヒートアイランド抑制効果を測定したもの。
緑化されていないタイル面の表面温度は56.1℃まで上昇、芝生面との表面温度差が最大で23.7℃となった。建築物への熱流入量は、緑化されていないタイル面では約5.1MJ/m2、放出量は約5.3MJ/m2。一方、芝生面では、熱の流出入は、ほとんど確認されなかった。
また、屋上緑化により放出が抑制された熱量(潜熱)は、100m2の芝生面の場合、10台の家庭用エアコン(6畳用)を最小能力で24時間稼働させた冷却能力に相当すると推計された。
都心部でみられるヒートアイランド現象の要因の一つとして、日射により建物等に蓄積された熱が大気中へ放出されることが挙げられている。屋上緑化は、建物への熱の蓄積を抑制することから、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されている。
●この記事に関するWebサイト
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/