「2006年賃貸住宅白書」を発表 矢野経済研究所
(2006/10/03更新)
株式会社矢野経済研究所は、このほど賃貸住宅市場の市場実態動向調査をまとめた「2006年賃貸住宅白書」を発表した。
調査の対象は賃貸住宅供給・管理・仲介事業者14社、賃貸住宅所有者38社。調査期間は06年6月1日~06年9月8日。
賃貸住宅の総ストック数は、88年が1,049万3,000戸、03年は1,693万7,000戸で、15年間で1.5倍以上の賃貸住宅ストック戸数が増加していることが分かった。特に98年から03年の5年間では約25%も増加しており、昨今の賃貸住宅市場の活況な動向を裏付ける結果となっている。
タイプ別に見ると03年時点では、マンションタイプが921万5,000戸(タイプ別シェア54.4%)、アパートタイプが576万4,000戸(同34.0%)、戸建てタイプ195万8,000戸(同11.6%)となっている。
過去の88年時点では、マンションタイプが529万6,000戸(タイプ別シェア50.2%)、アパートタイプが284万3,000戸(同27.1%)、戸建てタイプ238万戸(同22.7%)で、15年間の間に戸建てタイプが激減し、アパートタイプが急増。これは、大手ハウスメーカー等によるアパート事業への本格的参入が寄与していると推察している。
タイプ別賃貸住宅ストックについて、03年時点の地域別シェアの傾向を見てみると、マンションタイプのシェアが高い地域は西方にある都市で、アパートタイプのシェアが高いのは東方の都市という傾向が明らかになった。
また、賃貸住宅全体の着工動向としては、00年度を底に、01年度は対前年度比105.8%の増加傾向となり、以後一貫して増加傾向が続いている。特に05年度は対前年度比108.7%の51万7,000戸と大幅な増加傾向となった。
タイプ別に見ると、マンションタイプで99年度以降、アパートタイプで01年度以降は増加傾向が続いている一方で、戸建てタイプは04年度まで減少傾向が続いており、同社では今後も大きなトレンドとしてこの傾向が続くであろうと予測している。
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矢野経済研究所
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