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壁紙感覚の施工でオフィスの電磁障害を低減 鹿島建設、凸版印刷

(2003/10/28更新)

 鹿島建設と凸版印刷は共同で、壁面に通常の壁紙のように貼るだけでオフィスの電磁障害を低減できる電磁シールド工法を開発した。

 オフィスでは近年、事業用PHSや無線LANの普及にともなって、オフィス内の電波が外部電波との混信を引き起こしたり、機器の誤作動、さらには外部への電波漏洩による情報漏れといった問題が増加していた。

 これらの障害をクリアし、快適な通信環境を作るためには電磁シールドにより、電波を制御することが有効であるが、従来の電磁シールドの施工には複雑な工法が主体となっていた。

 今回開発された電磁シールド工法は、一般の壁紙に特殊な導電性薄膜を裏打ちすることにより、壁紙自体に電磁シールド性能を持たせている。そのため、壁紙を貼る時とほぼ同じ施工で、壁面に電磁シールド性能を持たせることができるようになった。

 従来の壁面電磁シールド工事の約3分の1程度まで工期の短縮を実現。価格は材工込みで1平方メートル当たり5000円を予定している。

 今回開発した工法と既に開発済みの窓ガラス用の「周波数選択電磁シールドフィルム」(鹿島と凸版で共同開発)などとを併せて、20〜30dB程度の電磁シールドが求められる一般的なオフィスのリニューアル工事や新規物件へ広く提案していく計画。


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