免震構造賃貸マンションをシリーズ商品化 スターツ
(2002/07/18更新)
スターツ株式会社は、このほど7月と8月に2棟の免震構造賃貸マンションを東京都江戸川区において着工すると発表した。免震構造の賃貸マンションは業界でも珍しく、特に軟弱地盤地域である江戸川区では初めての建築物となる。
これまでに同区に免震構造(地震時の揺れを低減するよう設計した建築物の構造)の賃貸マンションがなかった理由として、同区の大半が軟弱地盤のため、液状化に対する基礎や杭の対策が技術的に難しいことや、賃貸マンションで免震構造は過剰性能ではないか、といったオーナー意識などが反映したもの。同社は、基礎にかかるコストを抑えるために廃土が少なく、液状化対策に効果のある基礎形状と杭を採用、軟弱地盤地域でも効果的な免震性能となるように、3種類の免震装置を組み合わせることで、コスト面、技術的課題をクリアしした。現状では10階建て程度の賃貸マンションは従来のSRC造りとほぼ同価格で建設が可能。
同社ではこれまでにも長期に及ぶ賃貸住宅経営事業での重要ポイントとして、いかに建物の資産価値を高め、維持していくかをオーナーに提案してきたが、今回の免震構造賃貸マンションもその一つ。今後、同マンションをシリーズ商品化していく予定。
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