建設ニュース

福岡市で新たに構造計算書偽装物件が判明 国土交通省

(2006/02/10更新)

 国土交通省は、一連の構造計算書偽装問題にかかわっていた木村建設が施工した物件のうち、新たに3件の偽装があったことを発表した。

 福岡市から木村建設の施工物件の再検査を請け負っていた社団法人日本建築構造技術者協会が、サムシング株式会社一級建築士事務所(02年に廃業)が構造計算を行った、賃貸共同住宅の4件中3件について偽装があったと考えられると国土交通省に報告した。

 再計算を行った4件のうち3件について、計算に連続性が無く、建物の荷重を軽減して計算を行う偽装(不正な操作)が判明した。残りの1件は建築確認申請図書が保管されておらず、偽装の有無は確認できていないが、竣工図を基に所有者が作成した構造計算書により再計算を行ったところ、2次設計のQu/Qun値が最小値で0.9程度、また、一次設計を満たしていない柱・梁等があることが判明。

 これらの物件について、概ね1ヵ月以内を目途に福岡市が所有者に対して再度詳細な検証を行うことを要請、検証後に構造耐力が充足されていることが確認できない場合に、物件名や所在地などが公表される。

●この記事に関するWebサイト
 国土交通省
 http://www.mlit.go.jp/

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