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近畿圏の大学生、平均家賃は5.22万円 アットホーム

(2006/02/06更新)

 アットホームは「近畿圏」の大学生302人を対象に行った「『部屋探しに関するアンケート』調査結果」をこのほど発表した。近畿圏の大学生が希望する賃貸住宅の家賃、住宅形態、間取り、設備などについてのトレンドを把握するための意識調査。調査は05年10月25日〜27日の3日間。<現在の住まいについて>は一人暮らしをしている学生(123人)が対象。<部屋を借りるとしたら>は全員が対象。

<現在の住まいについて>

 「現在の家賃の負担額」は全体では「5万円台」が最も多く、次いで「4万円台」となった。これを男女別に見ると男子のトップは「4万円台」、2番目に多いのは「5万円台」であるのに対し、女子のトップが「5万円台」、2番目が「6万円台」となっており、女子の方が家賃負担額が高いことが分かった。平均負担額は全体で5.22万円、男子が4.95万円、女子が5.53万円でその差5,800円となった。

 「現在の住まいの建物タイプ」について、一人暮らしをしている学生の6割以上が、「マンション」に住んでおり、マンションの人気が高く、特に女子では71.4%がマンション住まいで、男子より16.2ポイントも高く、女子に“マンション派”が多いことが分かった。

 「間取りタイプ」について、「ワンルーム」が48.0%と半数近くを占めトップ、次いで「1K」が35.8%となっており、この2タイプで全体の8割以上を占める。これを男女別に見ると、男子は「ワンルーム」が過半数、「1K」は3割弱、女子は「ワンルーム」と「1K」がほぼ同率になった。

 「住まい探しの開始時期」は物件情報を入手した時期は「3月」が36.1%と最も多く、男女別に見ると、「2月」以前の回答の合計は男子の40.4%に対し、女子は54.6%と14.2ポイントも高く、女子の方が住まい探しを早めに始める傾向が見られた。契約時期については男子の47.8%、女子の52.7%が「3月」と回答しており、集中振りがうかがえる。なお、契約までに訪問した不動産会社数は平均1.7社となっている。

 「住まい探しや手続きを誰が行ったか」については、「主に親」が36.1%と最も多いが、「主に自分自身」、「同じくらい」もともに3割を超え拮抗している。男女別に見ると、男子は「主に親」と「主に自分自身」がほぼ同率で「同じくらい」は2割を切っているのに対し、女子は「同じくらい」が42.9%と最も多く、住まいの探し方は男女でかなり違っている。

<部屋を借りるとしたら>

 「実際に住まいを探そうと考えているか」聞いたところ、全体の3割弱が「考えている」と回答。その理由は「親元から独立したいから」が33.3%でトップ、次いで「通学が遠いから」が31.0%と他の理由を大きく引き離している。男女別に見ると、男子は「独立したい」と「通学が遠い」が同率トップ、一方、女子は「独立したい」が32.4%、「通学が遠い」が26.5%となっており3位以下との差が男子ほどないのが特徴となっている。

 「もし部屋を借りるとした場合の希望する家賃」については、男女とも「5万円台」が最も多く、次いで「6万円台」となった。しかし、「5万円未満の合計」は、男子が33.4%であるのに対し、女子は26.5%と6.9ポイントも少なく、平均を見ると、男子4.68万円、女子5.24万円と女子の方が2,600円上回っている。これは、女子は男子よりマンション希望が多く、新築または築浅の物件を求めていることにもよる。

 「希望する建物タイプ」は男子が「どちらでも可」44.7%で最も多くなっているのに対し、女子は半数近くが「マンション」派。また、「新築」希望も女子の方が多く、築年数についても「5年以下」が43.0%と男子を23.9ポイントも上回り、女子の方が理想が高いことが分かる。

 「希望する間取りのタイプ」のトップは「1DK」で全体の30.5%、以下「1LDK」25.8%、「1K」24.2%と続くが、「1LDK以上」が30%を超えており、広めの部屋を求めているのが分かる。また一人暮らしをしている学生の現在の間取りと希望の間取りを比べたところ、「ワンルーム」と「1K」の合計が8割を超えているのに対し、希望は5割を切るなど、現状にかなり不満を持っているのが分かる。ただ親と同居している学生も含めたデータに比べ「ワンルーム」「1K」希望が多く、現実的な面も垣間見られた。

 「最も好ましい居室タイプ」は「フローリング」で、男子の73.3%、女子の77.6%を占め圧倒的に人気。一方、男子の14.0%は「和室」を希望しており、和室は男子には根強い人気がある。居室部分の希望の広さは「8帖くらい」が最も多く全体の37.1%、平均でも7.9帖と、かなり広めの部屋を望んでいる。

 「物件情報(間取り、賃料等)以外に欲しい情報」は9割が「物件の写真」を挙げており、写真の有無が成約に大きく影響していることが分かる。また、7割が「街の環境情報」を、6割が「家賃相場情報」を求めており、こうしたニーズへの迅速な対応も大きなポイントとなりそう。

 「部屋を決める際重視するもの」は「家賃」が94.4%。以下「間取り、広さ」「最寄駅から近い」「学校から近い」等となっている。男女別に見ると、トップはいずれも「家賃」になり、その他の項目を見ると全般的に女子の方が回答率が高く、特に「セキュリティ」「設備」「日当たり・通風が良い」「自転車置き場がある」は、女子が男子を10ポイント以上上回っている。なお、「通学時間」の上限は平均40.2分で、現状より17分短く、また7割近くが“重視”する「最寄り駅までの徒歩時間」の上限は平均12.5分という結果になった。

 「部屋を決める際に重視するもの(近くにあればいいもの)」のトップは「スーパーマーケット」で80.5%、次いで「コンビニエンスストア」が68.5%と他を大きく引き離しており、スーパーとコンビニは近くにないと困ると考えている学生は多い。男女別に見ると、「コンビニ」や「外食店」は男子の方が、一方「公共施設」や「病院」は女子の方が重視するなどタイフスタイルに違いが見られる。

 「住宅機能・設備で欲しいもの」トップ5は「独立したバス・トイレ」83.4%、「エアコン(備え付け)」72.8%、「収納スペース」64.0%、「室内洗濯機置場」46.0%、「インターネット接続料込み」44.7%という結果になった。男女別で見ると、トップ2は変わりなく、それ以外では男子は「インターネット接続料込み」「ガスコンロ」「バルコニー」を、女子では「収納スペース」「室内洗濯機置場」「オートロック」をより重視するなど“環境”同様さまざまな違いが見られた。

 「希望する家賃とその他の条件が一致しない場合、最初に譲歩する条件」は、男女とも「築年数」が最も多く、特に女子ではダントツとなっている。一方、譲れないもののトップは、男子が「家賃」(譲歩は7.3%)、女子は「沿線・駅」(譲歩は8.6%)となっている。

 部屋探しをする際、不動産会社を選ぶポイントは「探す人の立場に立って、貸主や貸主側の不動産会社とさまざまな交渉をしてくれる(レシーズ・エージェント)」83.4%、「地元の情報に詳しい」73.8%、「店の中に入りやすそうな明るい雰囲気がある」72.5%、「自分の住みたい街にある」71.2%が上位を占めた。また、男子は「店内でコンピュータ検索してくれる」、女子は「店頭に間取り図面がたくさん掲示してある」ことも大きなポイントとなっている。

 「住まい探しの際にあったらいいなと思うサービス」は「親身になってじっくりと接客・アドバイスをしてくれる」15.9%、「入居後のアフターフォローの充実、24時間の対応」7.5%、「インターネットで物件の写真が入手できる」7.0%となっている。

 「住まい探しの際に不安なことや困ったこと」で不安なこととしては、「希望物件を扱っている不動産会社が信頼できる会社か」31.4%、「隣人や周辺住人はどんな人か、また環境はどうか」17.0%、「敷金・礼金等が高そう、敷金の場合は戻ってくるのか」11.9%などが上位となった。困ったこととしては、「営業マンの接客態度が悪く、知識不足に思えた」22.0%、「実際に住んでみないと分からないことがあった」13.2%などが挙げられた。

●この記事に関するWebサイト
アットホーム
http://www.athome.co.jp/

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