建設ニュース

転用・転売時の資産評価も視野に入れたリデザインプロジェクトをスタート 京都職人気質

(2005/01/13更新)

 デザイン事務所の(有)京都職人気質(プロデューサー:ムラタカズヤ氏)は、転用・転売時の資産評価という将来の方向性を視野に入れたリデザインプロジェクト「キッチリ&カッチリ」をスタートさせている。

 近頃、注目を集めているコンバージョンやリノベーション物件は、デザイン性は高いが、改築資金を掛けるにも関わらず、金融機関に対しての資産評価を下げてしまう例が多く見られる。

 同社では、設計やデザインからリノベーションに入るのではなく、物件自体の資産評価から検証に入る。用途転用した際の収益性、金融機関への対応も考慮した資産価値上昇、資金調達も考え合わせてプランニングし、建築家はもちろん、土地家屋調査士、税理士など、各分野のプロとチームを組んで、所有者に対して最大限、資産価値と収益性両面が高まるように企画を立ち上げていく。

 今回、同社が手がけた物件「チャドの家」は、築30年RC2階建て住居を1060万円で所有者より購入、900万円で全面改装。2800万円で一般顧客に売却した。改装後の金融機関による担保評価は3000万円と算定され、資金調達面でも購入者は高待遇を受けることができたという。賃貸物件としては月額15万円の賃料で貸せる市場性を持ち、年間利回りも約6%を確保できている。

 同社では今後の展開として、個人住宅はもちろん大規模マンション等のコンバージョンやリノベーションの提案や、新築物件でも高資産価値物件の提供を続け、今後考えられる金融情勢や不動産ファンド及びリートなども視野に入れ、女性にやさしいデザインとファイナンシャルプランの両方の強みを生かし、質の高いサービスと企画を提案していく。

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