住宅・土地統計調査の結果を発表、共同住宅が全体の4割に 総務省
(2004/08/31更新)
総務省が8月30日に発表した「03年住宅・土地統計調査の結果」によると、共同住宅が住宅全体の40%に達したことが分かった。この調査は1948年から5年ごとに行われているもので、今回が12回目となる。
03年10月1日現在の全国の総住宅数は5387万戸で、前回(98年)よりも362万戸増加。総住宅数のうち、空き家は660万戸で、空き家率は98年の11.5%から12.2%に上昇した。
居住世帯のある住宅4684万戸を建て方別にみると、一戸建は2648万戸で住宅全体の56.5%、長屋建は149万戸で3.2%、共同住宅は1872万戸で40.0%。98年と比べると一戸建の4.8%増に対し、共同住宅は12.8%の大幅増。「6階以上」が35.0%増、中でも「11階以上」は37.8%で、共同住宅の高層化が一層進んでいる。また、3大都市(関東・中京・京阪神)における共同住宅の割合は50.8%で、特に関東大都市圏では55.0%となった。
住宅を所有の関係別にみると、持ち家が2866万戸で住宅全体に占める割合は61.2%、借家が1716万戸で36.6%。持ち家率は98年の60.3%から61.2%へ上昇。
高齢者等に配慮した住宅設備の設置について、「手すり」30.4%、「またぎやすい高さの浴槽」17.5%、「車椅子で通れる幅の廊下」12.7%、「段差のない屋内」13.1%となった。また、最近建築された住宅ほど、これらの設備の設置された割合が高かった。「自動火災感知設備」のある住宅は1113万戸で、住宅全体に占める割合は23.8%。住宅の建て方別にみると、一戸建8.6%、長屋建8.1%、共同住宅46.4%で、一戸建や長屋建にくらべると共同住宅の設置率は高くなっていた。
世帯における住宅と土地の所有状況についてみると、住宅を所有している世帯が2638万世帯、土地を所有している世帯が2510万世帯で、それぞれ普通世帯4695万世帯の56.2%、53.5%。現住居を所有している世帯は2571万世帯で、普通世帯の54.8%、現住居以外の住宅を所有している世帯は364万世帯で、普通世帯の7.7%。現住居の敷地を所有している世帯は2402万世帯で、普通世帯の51.2%、現住居の敷地以外の土地を所有している世帯は858万世帯で、普通世帯の18.3%となった。