中古オフィスビルから賃貸住宅へ、来月着工 竹中工務店
(2003/10/16更新)
竹中工務店は中古オフィスビルから賃貸住宅へのコンバージョン(用途変換)プロジェクト3件を受注し、その内2件を同社の設計施工で03年11月に着工する。
今回着工するのは日本土地建物の「(仮称)青山コンバージョンプロジェクト」と、平和不動産の「(仮称)千代田区猿楽町プロジェクト」。「(仮称)青山コンバージョンプロジェクト」は、築後38年でありながらも、青山という好立地を活かし“クリエーターズビレッジ”をコンセプトとしたSOHOタイプの賃貸住宅へ、「(仮称)千代田区猿楽町プロジェクト」は同ビルの横連窓及び高い天井高の魅力をそのまま活かした、studioタイプのワンルーム賃貸住宅へのコンバージョンとなる。
同社は03年1月から現在までに、100件以上ものコンバージョンを企画提案・コンサルティングしており、これまでに単身寮から美術館、オフィスビルから研修所、 病院から福祉会館、ショッピングセンターから専門学校などのさまざまなコンバージョン事業に携わってきた。これまでの豊富な経験が今回のプロジェクトの実現につながった。
オフィスの余剰が懸念される一方で、都心回帰ニーズにより住宅需要は増加傾向にあり、オフィスから賃貸住宅へのコンバージョンは現在注目されている分野。こうした流れを受けて、国土交通省では住宅へのコンバージョンに際して、改装費用の一部補助や建築基準法の緩和策を推進しており、助成策が進めばさらにニーズが高まるものと予想される。