「良質な建築物による社会ストック形成のための提言」をまとめる 日本建築学会
(2003/05/21更新)
(社)日本建築学会は「良質な建築物による社会ストック形成のための提言」をまとめた。
我が国は世界第2位の経済大国でありながらも、ストックとしての多くの建築物が社会の要求の変化に対応しきれずに今日に至っている。耐震性能の不足、防耐火上の欠陥や、室内空気汚染物質の存在、良好な景観を損なう外観など、社会から厳しい指弾を受けることも少なくない。
これらの問題への提言として、既存の建築物について社会の共通財産としての持続的な利用可能性を評価し、耐久性・安全性・快適性の向上を積極的に図るとともに、今後新たに建設される建築物についても、それが優良な社会の共通財産としてストックされるように、立地に適った土地利用を実現し、世代を超えて使い続けられる建築物としての質的水準を確保するために、制度などの社会システムや、ソフト・ハードなどの技術的基盤を整備していく必要があるとしている。