多層床の振動を短時間で解析できるシステム、前田建設工業がフジタと共同開発
(2002/10/23更新)
前田建設工業は、株式会社フジタと共同で、設計段階において、多層床の振動をパソコンで、簡便、短時間かつ高精度に解析できるシステム「揺れイザー?」を開発した。
99年にフジタが開発した「揺れイザー」は平面的な床振動解析機能しかなかったが、今回改良した「揺れイザー?」では、多層階間の振動伝播まで扱えるように拡張し、間柱や壁の影響も考慮した解析を可能とした。さらに、コンプレッサーなどの機器を防振装置に載せた時の検討や、交通振動を振動源とする解析などの機能拡張も行った。
「揺れイザー?」の解析時間は、入力・解析・結果の表示まで10分程度で行うことができ、パソコン上で各種評価基準による居住性能の評価図、3次元の振動モード図などを表示して、視覚的に結果が確認できため、短時間の内に、条件設定を修正しながら数ケースの検討を行うことも可能。
両社は住宅や工場などへの提案や、オフィスビルを用途転換するリニューアル提案などへ、積極的に活用していく予定。メロンテクノス株式会社(神奈川県厚木市)が販売を行う。