ミサワエムアールディーが12月の不動産流通市場調査の結果を発表
(2005/01/05更新)
ミサワエムアールディー(株)は04年12月の不動産流通市場調査の結果を発表した。12月は年末の不需要期で、例年市況が落ち込む月であり、全圏で市況の低下が見られた。
「首都圏」宅地は買い手の存在を示す「売り手市場」と「両者ともいる」の回答合計が71.5%で、依然として潜在的需要は強い。しかし、引き合い件数では「増加」が9.2ポイント減って1年ぶりに減少傾向となっている。一戸建は「買い手の存在」を示す回答合計63.5%で購買需要は強い。中古マンション需給状態では「買い手の存在」を示す回答合計が45.3%で購買需要は底堅い。しかし、引き合い件数では「減少」が11.2ポイントの大幅増で、市況は低下。
「中京圏」宅地は買い手の存在を示す「売り手市場」と「両者ともいる」の回答合計が68.7%を占め潜在需要は強い。一戸建は宅地同様、潜在需要の強さに支えられ、市況は堅調に推移。中古マンションは価格動向では「下降」回答が増えており、特に今後価格においては「下降」が最多となって下降見通しが再び強まっている。
「近畿圏」宅地は買い手の存在を示す「売り手市場」「両者ともいる」の回答合計が72.2%で、購買需要は旺盛な状態。一戸建の需給状態では「買手の存在」を示す回答合計が約7割で購買需要は強い。中古マンションでは需給状態では「買い手の存在」を示す回答合計は9.4ポイント減って41.7%となり、購買需要は弱まった。
「福岡圏」宅地は現在価格は「横ばい」回答が主流で安定感があるものの、今後については「下降」が4割を占めており下降見通しが強い。一戸建は現在・今後価格ともに「横ばい」回答が主流で、比較的安定感が強い。中古マンションでは「買い手の存在」を示す回答合計が3割台と少なく、潜在的需要は少ない。