近畿圏の投資用ワンルームマンションの価格動向を調査 東京カンテイ
(2004/11/17更新)
東京カンテイは、近畿圏・投資用ワンルームマンションの価格動向を調査し、このほど結果を発表した。
04年1月〜9月の近畿圏の新築ワンルームマンション価格平均は、1戸あたり1501万円で、4年ぶりに1500万円台に回復、03年の1462万円から2.7%上昇した。坪単価も219.8万円と前年の215.9万円から1.8%上昇し、実質的な価格上昇といえそうだ。
近畿圏の新築ワンルームは、坪単価が96年以降下がり続けていたが、04年の価格上昇でようやく底値を打った状況。事業性の高い土地の価格が近畿圏においても底入れしつつあることが窺える。
中古ワンルーム価格平均は1戸あたり568万円とバブル以降初めて上昇に転じた。03年の557万円からは2.0%上昇している。坪単価も87.9万円と前年の86.3万円から1.8%上昇。
近畿圏の中古ワンルームは、これまで、地価の下落や現在の賃借人のニーズに合わない物件が多いことなどから価格は下落基調であったが、不動産投資信託の拡大などに伴い、立地の優れた中古ワンルームに限って“利回り重視”の買いが入っていることが、価格推移に好影響を及ぼしたものと思われる、としている。
新築ワンルームの賃料は2000年以降1戸あたり6万1000円超で安定推移していたが、04年には6万3656万円と前年の6万1080円から4.2%上昇し、価格の上昇率(2.7%)を上回ったため、表面利回りも5.09%に拡大した。
中古ワンルームの賃料は一貫して弱含みであり、これまで価格の下落によって利回りのみ拡大してきたが、04年の価格上昇を受けて、10.07%と前年の10.53%から0.46ポイント縮小している。