「第2回J-REIT投資家アンケート」の調査結果を発表 ビー・アール総研
(2004/10/28更新)
不動産証券化商品検索サイト「SPC-REIT.COM」を運営するビー・アール総研(株)は、このほど「第2回J-REIT投資家アンケート」の調査結果を発表した。
調査期間は04年8月11日から04年9月10日の30日間で、同サイト上で行われた。有効回答数は個人265名、法人1社。
個人回答者のうち86%が男性、11%が女性。女性の関心の低さが問題といえる。年齢層では30代(26%)、40代(24%)、50代(24%)が中心的存在だが、60代も11%の割合を保持、シニア世代の関心が高い。
今回調査した265名のうち233名(88%)が「J-REITに投資経験あり」と回答、未経験者12%(32名)のうち85%が「今後J-REITに投資したい」と回答、J-REITに対する高い関心がうかがえた。
投資経験ありの233名のうち、J-REIT投資期間は5年以上と回答した投資家が全体の半分以上を占め、J-REITを中長期投資対象としていることがわかった。配当商品であるJ-REITの特性をよく理解しているといえる。
J-REIT投資を始めた理由としては「配当利回りの高さ」を挙げる投資家が9割を占めた。他に「少額で不動産投資ができる」「元本の安定性が高い」「株式や債券の代替」を挙げる声も多く聞かれた。
J-REIT投資額の投資資金全体へ占める割合は「20%未満」とする割合が半数近くを占め、以下資産割合が高くなるにつれて、投資家の割合は低下している。既存投資家による分散投資としての意識が高いことが分かる。
これから投資しようという層にとって、期待配当利回りの基準は5%以上の高い利回りを期待する声も多い(45%)が、現状の利回り3〜5%の水準でも投資をしたいとする意見が(52%)それをやや上回った。
J-REIT投資をするために期待することは「配当利回りの水準」が26%と最も多く、以下「開示される情報量」(19%)、「税率・法令の改正」(14%)、「運用実績」(14%)など、多岐にわたっている。投資経験ありの層では、キャピタルゲインを条件とする層は比較的少ないが、これから投資しようとする層には、既に純資産価格との乖離が大きくなっているREITの現状に対し、安定性を求める声が多い、としている。