首都圏の定期借家物件の登録状況をまとめる アットホーム
(2002/10/24更新)
不動産総合情報サービスのアットホームはこのほど、00年3月1日に定期借家権が導入された後の市場の変化を探るため、00年・02年の各3〜8月期に登録された首都圏の居住用賃貸物件における「定期借家物件」の登録状況をまとめた。
対象物件はアットホーム全国不動産情報ネットワークに登録された、首都圏の居住用賃貸物件情報で、対象期間は00年、及び、02年のそれぞれ3〜8月の6ヵ月間。
それによると、定期借家物件総数については、00年の6ヵ月累計で4146件、02年の6ヵ月累計で7087件となり、02年の対00年比は70.9%の増加となった。種目別に見てみると、「マンション」が4172件で最多となり、エリア別では「神奈川県」が「東京23区」を抜いて増加率ともにトップになった。
登録物件全体のうち、「定期借家物件」の登録物件の占める割合は2.8%。対00年比は1.0ポイントの上昇。最も高いのは「貸戸建住宅」で、貸戸建て住宅全体のうち、「貸戸建・定期借家物件」の占める割合は16.7%で、対00年比は3.6ポイントの増加。「東京23区の貸戸建住宅」は約20%が「定期借家」となっていた。また、「定期借家物件」の約40%は「神奈川県」に所在している。
「定期借家物件」が一番多い賃料帯は「10万円以上15万円未満」。「20万円以上」が5.1ポイント上昇するなど、高賃料帯での増加が目立った。「マンション」「戸建住宅」では、定期借家の方が普通借家より賃料水準が高い。
02年3〜8月に登録された「定期借家物件」の特徴を見てみると、平均で賃料14.82万円、面積73.31平方メートル、契約期間3.1年。