住宅ローン証券化ワーキング報告書を公表 住宅生産団体連合会
(2004/03/12更新)
(社)住宅生産団体連合会は02年4月から03年7月にかけて実施された、住団連・住宅ローン証券化ワーキング(座長:井村進哉氏、中央大学教授)の報告書をまとめ、このほど公表した。
報告書の内容は、生活者の視点にたって住宅業界が取り組むモーゲージブローカー・モーゲージバンカーの具体像を明らかにしょうとするもの。モーゲージブローカーについては、1)住宅価値・住環境重視の融資体系の核、2)フイーのとれる自立した業種、3)「資本の論理」のみでなく「生活者の論理」を基軸に、を基本的視点としている。
また、住宅政策の視点での住宅ローン証券化の今後の課題として、1)住宅ローン証券化市場の育成を国の政策の柱にすべきである。2)住宅価値・住環境重視を基軸とした住宅金融の発展を目指すべきである。 3)既存住宅流通市場での住宅の適正な評価が必要である。4)多様な住宅ローン商品の開発(住宅政策との整合性、地域社会に貢献する商品)がのぞまれる、 の4点が指摘されている。
同報告書は、住宅ローン証券化の検討、韓国・アメリカ・日本における住宅ローン証券化、モーゲージ担保証券の格付け、モーゲージバンク設立の法的条件、住宅業界のモーゲージブローカーへの取組、住宅業界のモーゲージバンク設立の課題など、また参考としての公庫買い取り型証券化ローン及び民間金融機関の住宅ローン商品で構成されている。
同連合会では、報告書を実費にて頒布している。A4判88ページ、価格は送料・税込みで1冊2000円。