大阪府高槻市・不動産太郎オーナー(その1)

大阪府高槻市・不動産太郎オーナー(その1)

(2008-09-30 11:51:35更新)

謎の不動産投資オーナー現る!!

「循環投資」の発想で、ゼロから3年で5億円の資産を形成。
「相続とは、古い資産を子ども世代に丸投げすることではありません」

今回は、大阪府高槻市在住の不動産太郎(ふどう・さんたろう)オーナーにご登場いただきました(注:不動オーナーは現役サラリーマン大家であるため、仮名でご登場いただいております)。

不動オーナーは現在35歳で、サラリーマンとして働きながら4棟の物件(福岡市博多区・木造アパート築3年全6室、福岡市博多区・木造アパート築6年全8室、福井県福井市・重量鉄骨造9階建築16年マンション全31室、兵庫県明石市・鉄骨造9階建築2年マンション・全25室)を所有しておられます。独学で不動産投資を学ばれ、今から3年前に初めて投資用物件を購入し、今ではサラリーマンとしての収入以外に、毎月家賃収入が約400万円あるとのこと。

いかにして、不動オーナーが成功するサラリーマン大家さんになりえたのか、そこを探ってみたいと思います。

――どういうきっかけで不動産投資を始められたのかお伺いします。

不動産関連の専門書以外に「ミナミの帝王」や「ナニワ金融道」の漫画も所有し、すべて内容を暗記するくらい読み返しているそうです。「出てくる法律を丹念に調べながら読んでいくと、専門書の何十倍も勉強になります」

まず、幼少時代の話からさせていただくと、私は子どもの頃から自分の世界を創造していく、ということが好きだったんです。また、本気で将棋のプロ棋士を目指していたということもあり、将棋の戦略を磨く、数学の数字に落とし込んだ思考を突き詰めていくことが大好きだったので、そういう意味ではもともと大家としての素質があったのかもしれません。

大学では数学を、大学院で数学教育を専攻していましたので、漠然と公立高校の数学の先生になろうと思っていましたが、教員採用試験の前に、今の会社の内定をいただいたので、結局、そのままそちらへ就職したんです。

しかし、当時私は人とコミュニケーションをとるということがとても苦手でしたので、なかなか顧客とうまく接することができなかったです。仕事の成果は上げているのに、なぜ会社は評価してくれないのだろう、と思っていた時期もありました。

ただ、闘争心の塊のようなものがあったので、余計に仕事を頑張り、また営業成績も上っていったのですが、とうとう、働きすぎて体を壊してしまったんです。

会社からは「しばらく休むように」と言われたのですが、その頃はもう結婚もして、子どもも生まれており、「妻や子どももいるのに、これから自分はどうすればいいんだろう?」と絶望の日々を送っていました。結局会社は4ヵ月休職しました。

その4ヵ月間の大半は、布団から出てテーブルについてご飯を食べる、というだけでも95%の力を使うぐらい、本当に何もできない状態だったんです。あまりにも何もできないので、ずっと寝ていたのですが、一応、目と手は動かせるので、前向きになれる本、人生の成功者の本を読むことにしました。

とにかく成功者であれば職種は問わず、銀行マンでも、土建屋さんでも、歌手でも、お笑いでも、ありとあらゆる人生の成功者の本を読みまくりました。成功者のゴールデンルールとは、成功者の共通の要素は何か、を見つけようと思って読み進めていくうちに、ズッポシはまってしまったんです。1日に2~3冊は、むさぼるように読みました。

――不動産関連ではどのような本を読まれましたか。

それこそ、書店にあった不動産関連、賃貸経営に関する本はほとんど全て読みましたね。100冊以上は読んだと思います。

不動オーナーお薦めの本

一番最初に出会った不動産投資の本は藤山勇司さんの「サラリーマンでも大家さんになれる46の秘訣」です。この人の「何クソ!、頑張るぞ」という根性に圧倒されましたね。あと今もよく売れているようですが、金森重樹さんの「1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法」も、当時は「時代の波」がまだあったので面白いなと思いました。

現在1冊だけお薦めするとすれば、日本ファイナンシャルアカデミーの「知識ゼロでも大丈夫!基礎から応用までを体系的に学べる!不動産投資の学校[入門編]」です。不動産投資の教科書的な本で、夢を抱かせるような幻想も、面白いことも書いていないのですが、変な先入観を持たないで読めるし、リスクももちろん書いてありますので初心者には良いと思います。

また、不動産関係ではないのですが、ヤンキーから予備校のトップ古文講師になった吉野敬介さんの「だからおまえは落ちるんだ、やれ!暴走族から予備校講師になったオレの爆言」という、本にも「身を奮い立たせる、妥協しない」という面で感銘を受けました。

自宅にはまだまだあるそうです

そして50冊ほど読んだあたりで気づいたんですが、当たり前ですが、不動産というものは動きながら勉強しないと意味がないと気づき、ようやく外へ出ることができたんです。

その2へつづく)

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